異国の地

スタッフのMです。
今日の大阪はかなり雨が強く降っています。
梅雨明けが待ち遠しいです。

まざかれの癒し担当(?)である、時々スタッフのYさんから聞いたこと、ちょっとご紹介します。

「10歳くらいまでの子供は、言葉の通じない国で暮らしているようなもの」

想像してみましょう。
異国の、言葉はおろか、文化も宗教もわからないようなところ・・・・
そんなところで暮らしているようなもの、ですって!しかも10歳くらいまで。

お母さんをはじめ、周りの大人たちがステキな通訳代わりになりましょう♪
テーブルの上に登っていたら「そこはのぼるところじゃないよ」と。言葉がわからないから、ではなくて、おろす行動、赤ちゃんなら抱き上げるとき、お子さんなら手を持っておりるよう促すとき。
言葉とセットにして、行動と意味を紐づけてあげましょう。
「危ないよ」「お食事するところにはのぼらないのよ」と説明してあげましょう。
時には大人がやってみせてあげるのも必要ですね。

大人は固定概念のカタマリです。
何気ないことで当たり前のように過ごしていても、子供にとっては初めての出来事。
聞いたこともない知らない世界なのです。
いきなり「そんなことしちゃだめでしょう!」では、あまりにも無責任ではないかと思います。

日常に追われ、毎日大変なのですが、そこは丁寧に、急がば回れ。です。
小さいころからあやふやにしたまま、ある程度の時期に「これ!あかんでしょ!」と言われてもなかなか受け入れられません。

それともう一つ・・・。
「危ないからやめようね」というようなフレーズで、脳の仕組みからくる男女の性差が少なからずあります。
もちろん個人差もあるので、まったく違うケースもあるということを踏まえて。

女の子は、その「雰囲気」で判断します。
「危ない?なんか良くないんだな」「やめる?そうしないとママ怒るんだろうな」と思うんだそうです。
脳の人の顔や状況を見て判断する部分が長けているからでしょうか、それはもちろん家事、育児に必要なスキルですね。
ワタシ自身は女の子がいないので、回りを見ているイメージだと生れたときから「対等感」があります。
女同士なので話も早い分、衝突もありそうですね。

一方、男の子は、「あぶない?あぶないって何?あぶないとどうなるの?」と思うみたいです。
ワタシは最近、「実験脳」と勝手に命名しました(笑)が、日々物理の実証実験を繰り返しているのです。
きっとこうやって、歴史や文化、最先端のモノが作られてきたのではないでしょうか。
男の子を叱るときは理論的に、とよく育児本などでも見かけます。
「あぶないからやめなさい!」ではすごく抽象的なんでしょうね。
引力まではいらないでしょうが(笑)、「そこから落ちると痛いよ。」それで「何度も言ってるでしょ!」を言わなくて済むかも知れませんし、よほどのことでなければ「実験結果から得る」だろうとして実験させてもいいでしょう。
洋服を着替える度に放り投げて落下するのを見ているのは立派な「物理の実験」です、実験データが集まればもうしなくなるでしょう、たぶん。

まとめ。行動と言葉をセットにして通訳!男女の性差もヒントに!
何か行き詰ったとき、思い出していただけたら、と思います。