子どもに交通ルールを教えるということ
スタッフのMです。
平成が終わり、令和になりましたね。我が家では、息子が彼史上初めてインフルエンザになりました。
この時期に?!
慣れない中学校の新生活で疲れていたのでしょうか、GW開始とともに発症しましたので、年号をまたいで看病でした^^;
長い長いGWでしたが、みなさま無事に過ごされましたでしょうか。
前回のまざかれ、4月18日(木)は久しぶりに参加者がゼロという日になってしまいました。
悩んだり困ったりしているお母さんたちに癒されて欲しいなと思う気持ちもある、まざかれなので、お母さんたちは元気に忙しいのかなーと思うと、それはそれでいいかなーと思ったり。
さて、昨今、痛ましい交通事故のニュースがあとを絶ちません、ニュースを見ては涙がこぼれる毎日です。
気を付けて歩いていても、巻き込まれてしまっては、もうどうしようもありませんね。
でも「どうしようもない」一瞬で命が奪われてしまうのです、あまりにもむごいことです。
親として、ドライバーとして、とても考えさせられる日々でした。
話は少し変わっていきますが、最近見かける光景で、お父さんお母さんたちが、あまりお子さんと手をつないでいないときが目立つように思います。
幼稚園のバスから降りてきて、集まっている場所は当然安全だと思いますが、そこから横断歩道を渡るとき、どうも「そのまま」の感覚ではないかと思う光景です。
子どもには「車見てよ」など声をかけてはいますが、お母さんたちは、おしゃべりしながら、のんびり横断歩道を渡っています。
子どもに「車見てよ」と言っても額面通り「見る」だけです。近づいて来たら渡らないこと、ということまで繰り返し教えていかないと、いつまでも「見る」だけです。
大人の感覚で「危ないから気を付けてよ」と言っても、抽象的すぎて何をどうするのかさっぱり伝わりません。
横断歩道を渡る段階で「ここからは”キケン”だよ。手をつなごうね。」これで、まずは安全な場所と危険な場所があることを認識できます。
その後、信号があれば、まずは信号の説明、青になったら、左右を見て車やオートバイ、自転車が走っていないかを見てから渡る。走っていたら止まるまで待つ、など具台的な行動を教えていきます。
この作業はしばらく繰り返し。子どもが習慣として定着するのは最低3ヶ月と言います。また、通園通学の道以外でも出かけた先では常に場面が変わるので、その都度説明してあげるといいですね。
車から降りて駐車場に出る時は必ず手をつなぐなど、習慣化しましょう。
あとはおうちの中の遊びでも練習をするといいですね。我が家の回りには、あまり「踏切」がなかったので、主人が新聞紙を丸めて長い棒を作り、黄色と黒のビニールテープで簡易遮断機を作っていました。
「カンカンカン」といいながら、遊びの中で「とまれ」を教えていくと、外に出たときもスムーズです。
近所の小学生が、スケボーで横を徐行する配送会社の車につかまって滑っているのを見て、本当にゾっとしました。最近は、家庭での自家用車普及率も高く、便利でラクで楽しい身近な乗り物になりすぎて「凶器にもなる」という感覚が薄いような気もします。
小学校にあがる前には、お父さんお母さんと通学道を何度も練習し、車が怖いものであることを伝えて欲しいと思います。車道と歩道がある、ガードレールの中を歩く、よその家に入らない、教えることはたっくさん!
そして私も含めて、ハンドルを握る全ての人は、いつでも殺人者になる可能性があることを肝に銘じないといけませんね。
悲惨なニュースが減ることを願うばかりです。