第四回関西タッチケア・フォーラムに参加してきました

 スタッフのMです。
三連休秋晴れのさわやかな初日、「第四回関西タッチケア・フォーラム」に参加してきました。
ときどきスタッフのYさんも一緒でした。

主宰はNPO法人タッチケア支援センターというところで、「やさしくふれると世界は変わる」をテーマにタッチケアの研究や普及活動を行っている団体です。
ここの代表理事の方と、私はベビーヒーリングタッチインストラクター養成講座で同期だった方、そしてYさんとはボディワーカーとしてのつながりのある方です。

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今回のフォーラムは「子どものこころとからだとタッチケア」というテーマ。
内容もゲストも盛りだくさんなスペシャルでとても充実し、得ることばかりでアタマもココロも満腹でした。

乳幼児への優しいタッチを用いたケアで医療介助が必要なお子さんへのタッチについての症例、乳児院で暮らす子どもを抱きしめる活動を行っている団体の関西での活動報告、世界の教育現場でのタッチやカンボジアHIV感染孤児へのタッチケア、「皮膚という脳」「子どもの脳は皮膚にある」などの著者である山口先生の江戸時代の子育てからタッチングを考える、エサレン研究所で40年以上ボディーワークとふれることを実践しれこられたブリータ先生による体験ワークショップ。

もうイッパイイッパイです。
私の大好物「オキシトシン」についても、いっぱい新たな発見がありましたのでご紹介します。


オキシトシンはホルモンの一種で出産時にMAXで分泌され、その後の哺乳行動や赤ちゃんのお世話をすることでも分泌されるものです。信頼、安定に関わるとされるホルモンで、自己実現型の女性脳を、赤ちゃん中心型の母性脳へ切り替えるなどの作用があります。またストレス耐性にも有効で、不安感などが薄れ、ネガティブな情報を克服していくチカラにもなります。

今までは、ベビーヒーリングタッチという立場から「おかあさんがいっぱい笑って触ってあげることで相互にオキシトシンがあふれて信頼関係が築いていける」という概念でしたが、山口先生の講座で「オキシトシンを分泌させる方法」というところに、なんと

「飲み会」

その横にギャーっと涙流して「おつかれー」とカンパイしてるギャルのイラスト!

ぶっとびました!
その他、人に親切にする、優しい言葉をかける、もちろんスキンシップも、です。
(ちなみにスキンシップって和製英語で海外ではむしろ非難される性的なイメージがあるようです。
海外では「アタッチメント」を使って下さいね)

そうか!やっぱり幸せホルモンなんだ!もちろん、嫌な上司の飲み会じゃ出ません(笑)。
ペットを撫でる、パートナーとのスキンシップ、なんでもいいんですね。
人間関係や感情が希薄な世の中、特に日本人の風習としてスキンシップは少ないので常に意識しておきたいです。
ちなみに、子どもへのタッチで母親(女性)がタッチすると情緒安定型、父親(男性)がタッチすると社会性の向上が期待されるそーですよ!
オキシトシンは、ママと赤ちゃんだけのものじゃないんですね。

お昼休みに、Yさんと芦屋の情景を堪能、おされなパン屋さんを見つけてテラスで上品なサンドイッチをいただきました。

このサンドイッチがべらぼうに美味しくて六甲山系と秋晴れの空もキレイで芦屋の情景が美しくて。
はしたなくも「おいしーよーーーーお」と叫びながらいただきました。
こんなオサレなところで結局「オキシトシンが」「大脳辺縁系と新皮質が」とか話してしまいました(笑)。

休憩時間にはハンドマッサージも受けられました。もうトロトロ~

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懇親会にもお邪魔させていただき、本日の演者の方や参加者の方々と交流させていただき、とても充実し、心地よくふわふわほわほわな一日となりました。

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いま、抱っこができない、どうしていいかわからないというお母さんが増えています。
まざーずかれすは、お母さんと一緒に寄り添っていけるような空間でありたいと思っていますので、またぜひお越しください。